商業登記漫歩 平成19年9月10日号(26号)

◇ 8月25日・26日、日司連ホールで第15回夏期商業登記セミナーを開催しました。参加者166名、佐藤日司連会長のご挨拶もいただき、盛会裏に終了しましたことをお知らせ致します。会場の使用等で全面的にご配慮をいたただきました日司連を始めとし、会場の設営、受付等全面的にバックアップして下さった株式会社リーガルの山岡社長、大塚部長および株式会社民事法研究会の高木氏に厚く御礼を申し上げます。今日まで15年間このセミナーが1年も休むことなく継続できましたのも、会場設営、受付等々でご支援下さった方々のご助力の賜と厚く感謝申し上げます。

◇ ところで、8月27日号で会員専用の漫歩は300号になりました。第1号は平成11年8月9日号ですから、300号まで8年を要したことになります。参考までに、漫歩第1号は、次のようなものです。


商業登記漫歩 平成11年8月9日号

◇ 残暑お見舞申し上げます。連日厳しい残暑が続いていますが、お変りございませんか。小生、今夏、諸般の事情から都心のマンションに転居しました。銀座のネオンと霞が関の不夜城が、チラホラ見える18階に居住していますが、セミの鳴き声が18階までとどくとは思いませんでした。6年余の地中生活に対し、わずか一週間余りの地上の命。ドッグイヤー(人間の1年が犬の7年に当たることで、コンピュータの世界の技術進歩の早いことをいう。)より更に早いシケェイダーイヤーです。登記情報をインターネットを通じて一般に公開する電気通信回線による登記情報の提供に関する法律もやがて成立。インターネット登記時代の幕開けです。更に、来年の通常国会には電子認証関連法案も提出されるとのこと。情報化は我々の予想を超える早さで進んでいるようです。

◇ 規制緩和、情報化、国際化、スピードを背景に21世紀の商業登記制度や司法書士制度をどう描き、構築、発展させていくのか、凡人の我が身には限りなく不透明ですが、とにかく明るく楽しい夢のある制度に描いて、それを果断に実現していく勇気と知恵(戦略と戦術)が必要ではないでしょうか。

◇ 8月28日(土)、29(日)は第7回目の夏期商業登記セミナー。会場は紀州鉄道箱根強羅ホテル、私にとって一番暑い(ただし、出る汗は冷や汗です)2日間です。この7年間、いろいろなことがありましたが、7年間欠かさずご出席いただいた方には、ただ感謝あるのみです。(満)


◇ 9月から地方セミナーのスタートです。
  第1号は、9月1日の茨城支部セミナー、次いで、9月は千葉(柏)支部(9月15日)、中部支部(9月22日)、北陸支部(9月29日)と続き、最後は11月23日の中四国支部セミナーです。

◇ 残暑の中にも秋の気配を感じる頃となりました。間もなく稔りの秋ですが、メタボが一段と気になる秋です。(満)